活力鍋、シンプルな料理も大得意です。
寒い冬に温かい食べ物は嬉しいです。
普通の鍋で、2~3cmの厚切りの大根を柔らかく茹でるには
下茹で15分+煮付け10分少々で30分はかかります。
これを活力鍋で煮ると、1/3の時間で調理が済みます。
加熱時間は沸騰するまでの時間と加圧する時間を含めても
8分くらいかな?
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[材料](2人分)
大根 1/2本
水 200ml
昆布 10cm位
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[作り方]
1.大根を2~3cmの輪切りにする。
2.大根の片面に、包丁で十字に切り込みを入れます。
切り落とさない程度に、浅く入れて下さいね。
3.活力鍋に水と昆布と大根を入れてフタをします。
4.活力鍋を強火にかけて、おもりが回りだしたら
弱火にして3分間加圧して、火を消す。
5.ロックが完全にはずれるまで放置しておく
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大根には、昆布の味しかしないので、
お好きなものをかけて食べてください。
今回は「つけてみそ かけてみそ」を使いました。
本田味噌店の、ゆずみそもおいしいですね。
自分でも作れるといいのですが、なかなかうまくいきません。
修行が必要ですね。
ところで、「ふろふき大根」の由来をご存知ですか?
私も何となく使ってましたが、知らなかったので
調べてみました。
名前の由来はいろいろありますが、一説によると、
冬のこの時期、漆器職人が漆の乾きが悪くて
困っていたところ、ある僧から風呂(漆器の貯蔵室)に
大根のゆで汁を吹き込み、そこで乾かすとよいと教えられました。そこで、ゆで汁を取るために大量に大根をゆで、
余った大根を近所に配ったところ、たいへん評判になり、
風呂にゆで汁を吹き込んだ残りの大根であることから
「風呂吹き大根」と呼ばれるようになったといわれています。(引用)風呂と入浴法を楽しむ『湯の国Web』
)
大根を湯がいただけの、シンプルな調理法は
お風呂から生まれたんですね。
「風呂吹き大根」というのが正しい表記。
見れば由来も何となく想像できるのが、漢字の
素敵なところですね。