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宝瓶で玉露と時代を楽しもう

投稿日:2011年1月20日 更新日:

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ダーリンがふらりと、宝瓶(ほうひん)を買ってきた。
取っ手の無い急須で、低い温度で楽しむ玉露専用の茶器。
京都の焼き物らしい。

私が始めて、煎茶道を知ったのは大学生の頃。
確か、大学の学園祭で煎茶部が開いていた、体験茶会でした。
正直、味は全く覚えていません。

覚えているのは、「福寿園」のお茶であったことくらい。
掛け軸をみて、誉めていたり、何だか高尚だなぁ・・・と。
その後も特に接点はありませんでした。

時が経ち、結婚してから、再び煎茶道と出会うとは思いませんでした。
ダーリンが、煎茶を習っていたのです。
それから、おいしいお茶の淹れ方、お抹茶の点て方なんかにも
挑戦するようになりました。

それでも、なかなか煎茶は奥深くて、いいお茶を頂いても
「ま、こんなもんか」という感じでした。

ある日、スーパーで購入した、熱湯玉露。
何の気なしに、かなりの低温で入れてみたところ、
まるで、昆布茶のように甘露!玉露の甘さに、二人で「うまい」を連発していました。

その頃からでしょうか。
時々、宝瓶を探すのがライフワークになっていました。

今回、入手したお店は「服部不老園茶輔」。
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さて、どっちか2011年に撮った写真でしょう?
本当に時代が止まっていますね。

宝瓶を使うたびに、思い起こしそうです。
こういう風に、1つのものにも、いろんな物語があると楽しいものですね。

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おそらく、こちらのお茶を飲むと不老になるようで、お店の方も
10年前と変わっていなかったそうです。

お茶も買っておくべきだったのでは?旦那さん。

服部不老園茶輔

住所:〒604-8824 京都市中京区壬生高樋町60
TEL:075-311-1201

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